イオニア諸島 [Ionian Islands]

 ギリシャとイタリア半島南部にはさまれた地中海の一部です。
 古代のギリシャの有力部族であるドーリア族、イオニア族、エオリア族のうち、
 イオニア族がこの地を拠点にして海域の貿易等をしたため、イオニア海と呼ばれています。
 イオニア海をへだててイタリアに近いため、音楽は西ヨーロッパの影響を受けています。
 ただし、踊り方は、ギリシャ本土のものと同様です。


●アイス・ヨルイス [ Ais Giorgis ] [ Ai Georgis ]
 コルフ島(ケルニア)の踊り。
 復活祭日以後、通常聖ジョージの祭日に踊りました。
 名称も「聖ジョージ」の意味です。
 女性の踊りで、長いスカートを着て踊ります。
 各々が大きな絹のスカーフを半分に折って三角形を作り、その2辺を左右の手で持ちます。
 V-ポジションで前方に低く保ちます。
 隣の人との連手は小指によって行います。
 こうして、スカーフによって作られたラインを上下に動かしながら踊ります。

●ケルキュライコス [ Kerkyraikos ]

●シルトス・ケファリニアス
 イオニア諸島で一番大きな島であるケファリニア島のシルトスです。
 シルトスには珍しく3拍子のリズムで踊ります。


 ○カト・スト・イアロ [ Kato sto Yialo ]
 ○ケルキュライコス [ Kerkyraikos ]
 ○シアコス [ Thiakos ]
 ○ツリゴティコス [ Tsirigotikos ]
 ○ディアヴァラティコス [ Diavaratikos ]
 ○フォウルラナ [ Fourlana ]
 ○メサリティコス [ Mesaritikos ]
 ○ムポウルダリス [ Mpourdaris ]
 ○ロウガ [ Rouga ]
 ○レイヴァンティティコス [ Leivantitikos ]