Severnjaski

 この地方のホロは、他の3つの地方の特徴の混合形といえます。
 北ブルガリアは、ブルガリアではセヴェルと言われています。


●アブダラ [ Abdala ]
 日本には、イブ・モロウ氏が伝えました。

●ヴィディンスコ・ホロ [ Vidinsko Horo ]
 日本には、イブ・モロウ氏が伝えました。
 Vポジションによるラインの踊りです。

 「ヴィディン地方の踊り」の意です。

●ヴェセリノヴォ・ホロ [ Veselinovo Horo ]
 '97年の全国公認指導者講習会に招聘されたStefan Vaglarov氏により紹介されたブルガリア北部のRusse町の踊り。

●ヴラシュコ [Vlasko ]
 ヴラフ人(ルーマニア人)による踊りです。
 いくつかの踊り方が紹介されていますが、イブ・モローの伝えたヴラシュコ #2 が有名です。

●エレノ・モメ [ Eleno Mome ]
 7拍子(SSQS)の踊り。
 ベーシックは、LOD向きで右足から2歩(SS)で進み、
 円内を向き右足を右へ(Q)、左足を右足の後ろへ(S)、
 右足を右にステップ・ホップ(SS)、左足を左へ(Q)、右足を左足の後ろへ(S)、
 左足を左にステップ・ホップ(SS)、右足を右へ(Q)、左足を右足の後ろへ(S)。
 以上の3小節をベーシックとして、全体的にLODに進みます。
 バリェーションは多数あります。
 エレニノ・ホロとも言います。エレノとは、娘の名前です。

●カメノポルスコ [ Kamenopolsko ]
 ベルト・ホールドのライン・ダンス。
 カメノ村の踊り。

●グランチャルスコ・ホロ [ Grancarsko Horo ]
 男性舞踊。陶器作成の踊り。
 リズムは、9拍子 (Q+S+Q+Q)
●クールスコ・ホロ [ Kulsko Horo ]
 クーラ地方の踊りです。
 日連の踊り方と、チェーン界の踊り方があります。

●シトノ・セヴェルニャシュコ・ホロ [ Sitno Severnjasko Horo ]

●シュビシュトフスコ・ホロ [ Svistovsko Horo ]
 古くから日本のフォークダンス界でも踊られている踊りです。
 イスカルスコ・ホロ [Iskarsko Horo]とも呼ばれます。
 プラヴォ・ホロの一種です。

●シュマディア [ Sumadija ]

●シラ [ Sira ]

●ダイチョボ・ホロ [ Dajcovo ]
 ダイチョヴォとは、男性の名前です。
 リーダー・コールの踊りです。
 9拍子系(2+2+2+3) (Q+Q+Q+S)で踊られます。
 アクセントは、最後のSにあるのでなく、最初のQにあることを注意しなければなりません。
 基本のステップは、ホップ、ステップ、ステップ、ステップで、
 多くの場合、最初のカウント(ホップ)のときに両手をまっすぐに前に伸ばしてあげ、
 残りの小節を使っておろします。
 垂直方向のアップ・ダウンの動きが主で、特にホップの時、逆足は膝を曲げて太ももを高く上げます。
 ダイチョヴォの変種にジーザイ・ナーネという踊りがあります。

 ○ジーザイ・ナーネ [ Zizaj Nane ]
  ダイチョヴォの踊りの変種で、第二次世界大戦のころ、ブルガリアと東部セルビアに広められました。
  この踊りでは、基本的にリーダーが次の踊りを声に出して指示(リーダー・コール)します。
  ジーザイ・ナーネとは、そのリーダー・コールの一つです。ジーザイ・ナーネの意味は、「さあ兄弟、足を振ってくれ!」です。

●チェクリャンキノ・ホロ [ Cekurjankino Horo ]
 チェクリャナ村の踊り。
 リズムは、ラチェニッツァです。

●デンヨヴォ・ホロ [ Denjovo Horo ]
 ガブロヴォ[Gabrovo]地方の踊りで、デンヨヴォとは男性の名前です。
 7拍子、S+Q+Q というリズムから、北部のチェトヴォルノとも呼ばれています。

●ドゥナヴスコ・ホロ [ Dunavsko horo ]

●ノヴォセルスコ・ホロ [ Novoselsko Horo ]
 ブルガリア西北部のドナウ川の川辺にあるヴィディン地方の踊りです。
 ヴラフ人の影響を受けているそうです。
 日本には、イブ・モロウ氏が伝えました。

●ホラ・デ・ラ・ヴラフ [ Hora de la Vrav ]
 イブ・モロー氏によって日本にも紹介された踊りです。
 日連でも、紹介されました。