●カシュク・ゼイベク [ Kasikli Zeybek ]


●地方ごとの踊り

●ビレジク地方 [ Bilecik ]
 この地方は、紀元前3000年ごろに人が住み始めたとされています。
 ヒッタイト、フリギア、ペルシャ、ローマ、ビザンチンなどがこの地を行きかいました。
 オスマン帝国に占領されるようになったのは1281年のことです。
 そのため、幾つかの古代の名残が見られます。

●ボル地方 [ Bolu ]
 ボルは森に覆われた山に囲まれており、長い歴史を持っています。
 森、湖、山に富み、猪などの野生生物も多く、旅行や登山に向いています。

●チャンクル地方 [ Cankiri ]
 チャンクルは主に農業を行っており、小麦、豆、とうもろこし、トマトなどの作物を作っています。
 夏は非常に暑く雨も少なくなり、逆に冬は非常に寒く、雨雪を伴います。

●チョルム地方 [ Corum ]
 チョルム地方には、旧石器時代、新石器時代と、第四銅器時代に人類が居住していたと見られています。
 その後チョルムとその周辺はヒッタイト帝国に支配されていき、
 ボアズカレにはヒッタイトのアナトリアの歴史の中でも重要な遺跡が残りました。
 UNESCO世界遺産は、紀元前1700年から紀元前1200年まで、
 ヒッタイト帝国の首都となったハットゥシャを世界遺産に認定しています。
 ヤズルカヤの神殿の遺構、アラジャヒュユックの王家の墓、
 発掘された書字板などはヒッタイトと古代エジプトの間に交易があったことを物語っています。

●アマスィヤ地方 [ Amasya ]
 黒海の近くにも関わらず、アマスィヤは高度が高く、乾燥した気候です。
 このため夏は暑く、冬は寒い。

●エスキシェヒル地方 [ Eskisehir ]
 エスキシェヒルの家族の多くがコーカサス出身です。

●アンカラ地方 [ Ankara ]
 トルコの首都、アンカラを含む地方です。
 ビザンチウムの住民の守備を固められた拠点となっていました。