アルゼンチン






Argentina
国 名 アルゼンチン共和国
首 都 ブエノスアイレス
人 口 3721万4757人(2000年推計)
面 積 278万400km2
民 族 ヨーロッパ移民の子孫、メスティソ、先住民
言 語 スペイン語 (公用語)、英語、イタリア語
宗 教 カトリック
亜爾然丁





●アルゼンチン共和国について
 南アメリカ南部、大西洋に面する共和国です。
 中央部の草原地帯では牧畜が盛ん。
 1816年、スペインから独立しました。


●フォークダンスの種類

●エスコンディード [ Escondido ]
 かくれんぼの意味。

●ガト [ Gato ]
 スペイン語で「ネコ」の意味。
 踊り手の手のしぐさが、ネコの手の動きのように見えるためこの名があります。

●カルナバリート [ Carnavalito ]
 通常は、チェーン上になり、ステップ・ホップやランニング・ショーティッシュのステップで踊ります。
 近年はカップルの踊りも普及しています。

●クエッカ [ Cueca ]
  6/8拍子のリズムに乗せて、男女のペアがハンカチ(panuelo)を振りながら踊ります。
 下記のサンバと同系統の踊りです。
 男女が1対1で向かい合い、右手に白いハンカチを持ち、円を描くようなステップで踊ります。
 はっきりと定まったステップがあるわけではなく、曲にあわせて適当に踊られます。
 手をつないだり組んだりする事はあまりありませんが、
 アップテンポの曲の場合、男性が女性の肩を軽く抱く事があります。
 この踊りは、雄鶏と雌鶏の求愛の姿を踊りにしたものだと言われます。

●サンバ [ Zamba ]
 サンバ(Zamba) はアルゼンチン北西部の6/8拍子の民俗舞曲です。
 ペルーのサマクエカ(zamacueca、現在のマリネーラ)を起源とする踊りで、
 ボリビアとチリのクエッカと同一系統です。
 ブラジルのサンバ(Samba)とは、全く異なった踊りです。
 男女のペアがハンカチを振りながら踊る点に特徴があります。
 アルゼンチンのフォルクローレのなかでは、チャカレーラと並んでもっとも一般的な音楽です。

●タンゴ [Tango]
 19世紀の半ばにブエノスアイレス付近のラ・プラタ川流域、
 ラ・ボカ地区で生まれたとされる音楽とダンスの一形態です。
 ガンドンベ、ミロンガ、ハバネラなどの複数の音楽が混ざり合って誕生しました。
 20世紀初頭にラテンアメリカで普及し、1912年ごろアメリカに紹介されました。
 最初はいかがわしいダンスとみなされていましたが、
 現在ではむしろ変化にとんだ身のこなしと、ロングステップを特徴とする、優雅なダンスとされています。
 そのリズムは、アフリカの踊りに起源があるとされますが、
 アルゼンチンのタンゴはキューバのダンス、ハバネラから影響をうけているといわれ、
 2拍子の歯切れのよい独特なリズムをもっています。
 日本では、アルゼンチンからヨーロッパにわたって発展したタンゴをコンティネンタル・タンゴとよび、
 本場のアルゼンチン・タンゴと区別しています。
 アルゼンチンでは、アルゼンチンタンゴのための遊び場のことを、ミロンガといいます。

 ○リズム
  全体的に鋭いスタッカートを多用します。
  332のリズムと言われ、1拍目、4泊目、7拍目にアクセントがあります。
  [1] 2 3 [4] 5 6 [7] 8

 ○拍子
  2/4拍子、4/8拍子、4/4拍子。

 ○スタッカート
  音楽で、一音符ずつ切り離して歯切れよく演奏すること、また歌うこと。
  また、それを示す符号。

●チャカレーラ [ Chacarera ]
 アルゼンチン北西部のサンティアゴ・デル・エステロが発祥の地だと言われる民族舞踊です。
 

●マランボ [ Malambo ]
 タップダンス。

●ミロンガ [ Milonga ]
 ラ・プラタ川流域のアルゼンチン、ウルグアイに起源をもつ音楽と踊りのことで、
 1870年代に黒人のコミュニティで誕生しました。
 軽快な2/4拍子で、シンコペーションがあり、1泊目、4泊目、5拍目、7泊目にアクセントがあります。
 踊りは、タンゴとほぼ同様です。

●ランチェラ [ Ranchera ]

●レメディオ [ Remedio ]


●2008-11-20-001 一部追加
●2010-06-27-002 VTRへのリンクの解除