フォークダンス用語集


 ソ
○ソースタ [ Sousta ]
 ギリシャ、エーゲ海諸島の踊り。
 クレタ発祥の踊りといわれ、元は戦いの踊りである。現在は、エーゲ海の島々で踊られている。ステップは軽やかで、飛び跳ねながら踊る。ソースタとは、「跳ねる」という意味。

○ソード・ダンス [Sword Dance]
 ヨーロッパ各地で踊られている剣舞。
 剣を使った踊りで各国に様々な踊り方がある。
 イングランドでは、5〜8人が剣をかついで、色んなフィギュアを踊る。
 スコットランドでは、2本の剣を床に十字に置いて、その回りを1人、または4人で踊る。踊りのあいだに剣に触れることはタブーとされ、競技中では失格になる。元は、軍人の踊り。ギリーカラムとも

○ソウセツカ [ Sousedska ]
 チェコ。
 ゆっくりとしたテンポの3拍子のカップル・ダンス。

●ソウセッカ [ Sousedska ]
 チェコの踊りのステップ。
 3拍子。
@ヌラドゥカ・ソウセッカ [Nladka Sousedska]
  両足間は、常に10〜20cm程度離して平行にし、ワルツの (ct.@、2、3) の (ct.2) の時にステップすると同時に両足でライズする。 (ct.3) は、踵をおろしてホールド。
Aヴィスラパナ・ソウセッカ [Vyslapana Sousedska]
  ワルツ・ステップを踏みながら、一歩一歩膝で大きめのバウンスをつけるステップ。
Bラトゥカ・ソウセッカ
  ウォークに近く、一歩一歩ベンドをともなうステップ。

●外側
 2人が横に並んで体が接近していない側。

○ソナホーニング
 デンマーク
 ハンボに似たステップの踊り。

○ゾナラディコス [ Zonaradikos ]
 ギリシャ、トラキア地方。
 6拍子。意味は、「ベルト」
 反時計回りに回る半円で踊られ、踊り手たちはベルト・ホールドとなる。
 列の前半部は男性がつくり、後に女性が続き、普通は年齢順に並ぶ。
 リーダーは、ラインを螺旋の形になるように引き連れながら、全体をリードし、リーダー・ヴァリェーションを繰り出して踊りを華やかにする。

●そばに
 第1ポジションの位置に。
 右足を左足のそばにステップといった場合、右足をステップした時に、両足が第1ポジションになる。

●ソロ・ダンス [ Solo dance ]
 一人で踊るダンス。

○ソン [ Son ]
 キューバ起源のラテン音楽。踊り。「音」の意味。