フォークダンス用語集


 コ
●コーナー [ Corner ]
 カップル数組でサークルやセットを作った場合、男性の左側にいる女性のこと。女性は、右側にいる男性のこと。

●交差して [ Cross ]
 片足の前、または後ろを横切って、さらに進む位置に。

●呼間
 動作を音楽的に区切る単位のこと。

○コサック・ダンス [ Cossack dance ]
 ウクライナ、コサック。
 戦勝を祝う酒宴の席で、酔いどれのコサックが始めた踊りが、一定の様式を持つようになり、やがてその舞踏の中にコサックの精神と伝統を融合していきました。

○コチャーリー [ Kotsari ]
 ギリシャ、ポントスの踊り。
 非常に活発で難しい踊り。「Kotch」は、「かかと」の意味で、ジャンプの後にかかとから着地することからきている。

○コチロン [ Cotilon ][ Cotillion ]
 フランス。18世紀後半に流行する。
 直訳すると「ペチコート」のことですが、「夜会服」の方がニュアンスが近い。
 2組のカップルによる踊り。
 元々は、集まった男女が相手を変え、楽しむ踊り。後のカドリール、スクエア・ダンスの前身である。

○コナスタンツ [ Kanasztanc ]
 ハンガリー。
 豚飼いの踊り。

○コパチカ [ Kopacka ]
 東部マケドニアのチェーン・ダンス。
 男性舞踊。穴掘りの動作を踊りに組み込んだもの。

○コパニッツァ [ Kopanica ]
 ブルガリアのチェーン・ダンス。
 11拍子(2+2+3+2+2)というリズムで踊る。

○コフトス [ Koftos ]
 ギリシャ。イピルス、中央ギリシャ、テッサリア地方の踊り。
 スタ・ディオ・スタイルの踊りで、少し速いシルトスである。
 コフトスとは、「停止」の意味で、音楽が瞬間止まり、それに合わせて踊りも止まるところからきている。停止の際ダンサーは、「ヘイ!」と叫ぶ。

○コリカーゾー [ Karikazo ]
 ハンガリー。女性の輪舞。

●コレオグラファー [ Choreographer ]
 振付者のこと。コレオとは、踊りのこと。

○コロ [ Kolo ]
 セルビア、クロアチアなどのチェーン・ダンスのこと。

●コンタクト [ Contact ]
 「接触」の意味。

○コントラ・ダンス [ Contra Dance ]
 アメリカ。
 コントラ・ダンスとは、カップルが向き合った2列のロングウェイズ隊形 [Longways formation] で踊られる。
 アメリカの北東部のニューイングランド地方、特に北部のカナダに近い、メイン州、バーモント州、ニューハンプシャー州の各州で育ち踊り続けられてきたもので、踊りの形としては最も古い部類に属していながら、コーラーの指示によって踊られるというのが特徴。

○コントラリー [ Contrary ]
 コーナーと同じ意味。

○コントルダンス [ Contredanse ]
 フランス。
 イングリッシュ・カントリー・ダンスがフランスに伝わったときにつけられた名称。