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●カーテシー [ Courtesy ] |
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女性のあいさつ。
体重のかかっていない方の足を他の足の後ろに爪立て、上体はまっすぐに保ったまま、両ひざを軽く曲げ、上体をおとしながら相手と顔を見あう。
両手はスカートをもつ。 |
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●カーテシー・ターン [ Courtesy Turn ] |
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男女が同じ方向を向き、スケーターズ・ポジションに組む。
男性を中心にして、その場をCCWに回る。男性は後退、女性は前進する。レディース・チェーン、ライト・アンド・レフトの後半に行なう動作。
女性の右手は、パートナーの右手ととり合うこともあるし、スカートをとる(スカート・スケーターズ・ポジション)こともある。 |
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●ガイダ [ Gajda ] |
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楽器。バグパイプのこと。 |
ギリシャ、マケドニア、セルビア、ブルガリアでは、バグパイプをガイダと呼ぶ。 |
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○ガイダ [ Gaida ] |
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ギリシャ、マケドニア地方のチェーン・ダンス。「バグパイプ」の意味。 |
2拍子の踊り。男女別のラインで、男性はT-ポジション、女性はV-ポジションに組む。通常、右と左へほぼ同様の踊りを踊る。 |
普通名詞なので、数多くのガイダがある。 |
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○ガイヤルド [ Gaillarde ] |
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フランス。宮廷舞踊。 |
速い3拍子の跳ねる踊り。15世紀の初めにパリで踊られた。
ガイヤルド+パヴァーヌの組み合わせで流行したが、後にアルマンド+クーラントの組み合わせが流行したため廃れた。 |
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○ガヴォット [ Gavotte ] |
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フランス。宮廷舞踊。 |
プロバンス地方の山岳民族ガボ族の民族舞踊から発展した踊りで、16〜18世紀のフランスで宮廷舞踊として盛んに踊られた。
ガヴォットは、中庸のテンポの4/4拍子、ないしは2/2拍子の音楽で、ガヴォット特有のリズムの特色は、小節の半ばかアウフタクト(弱起)に始まることである。 |
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●回転 |
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小さな円を描いて回ることを回転という。
回転には、1人で行なう場合、2人で行なう場合、3人以上で行なう場合がある。
いずれの場合も、@その場で回る場合と、A回転しつつサークルまたは直線上を移動する場合とがある。 |
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○ガイヤルド [ Gaillarde ] |
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ガリアルド、ガリアードとも。 |
15世紀にフランスで流行した踊り。 |
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●カウンター・クロックワイズ [ Counter Clockwise ] |
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左回り、反時計回りのこと。 |
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●カウント [ Count ] |
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呼間を集合または細分して数えること。
1小節を 4/4拍子は4、3/4拍子は3、2/4拍子2ととり、その各1呼間を単位とする。 |
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○カシュク・オユヌ [Kasik Oyunu] |
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トルコ。 |
アナトリア中南部地方で踊られているスプーン・ダンス。木のスプーンを、両手の内側に2本ずつ背中合せに持つ。取っ手の部分がまるでウサギの耳のように突き出る。カスタネットのように、スプーンを打ち鳴らしながら踊る。 |
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●カスト・アップ [ Cast Up ] |
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イングリッシュ・カントリー・ダンス。スコティッシュ・カントリー・ダンス。 |
ロングウェーズ・フォーメーションにおいて、向かい合ったカップルが男女とも外側に回転し(男性右回り、女性左回り)、セットの外側を通って、上側(トップの方)に進むこと。 |
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●カスト・オフ [ Cast Off ] |
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イングリッシュ・カントリー・ダンス。スコティッシュ・カントリー・ダンス。 |
ロングウェーズ・フォーメーションにおいて、向かい合ったカップルが男女とも外側に回転し(男性左回り、女性右回り)、セットの外側を通って下側(フットの方)に進むこと。 |
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●カット [ Cut ] |
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体重のかかった左足を、スプリング・アクションで右足が押しのけて、左足のあった位置に右足を移し体重をかけること。通常、その場で動作する。 |
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●カップル [ Couple ] |
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男女各1名でつくった1つの組。
LODを向いた場合、男性が左側、女性が右側に並ぶのが原則。 |
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●カップル・ターン [ Couple Turn ] |
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ターンは、CWに回りながら LODに進むのが原則である。
通常は、男性内側・女性外側で向き合い、クローズド・ポジションなどに組んで、男性左足・女性右足からスタートする。そして、複合ステップ(ワルツ・ステップ、ツー・ステップ、ショーティッシュ・ステップなど)2回で1回転し、LODに進む。 |
車輪と軸の関係を男女が交互に行ないながら回転する。すなわち、左足からスタートするステップの場合は車輪の役割となるので、大きめにステップする。右足からスタートするステップの場合は、軸の役割となるので小さくステップする。車輪と軸の関係をロータリー・アンド・プログレッシブともいう。 |
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●カップル・ダンス [ Couple Dance ] |
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男女のカップルで踊りが完結する踊り。
通常は、ダブル・サークル上で踊るが、散在することも、ほかの隊形をとることもある。パートナーを交換したり、グループとしての動作が入る時はカップル・ダンスとはいわない。 |
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●カップル・フォーメーション [ Couple Formation ] |
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@カップルが多く集まり、サークルをつくるもの。 |
Aカップルが多く集まり、ロングウェイズになるもの。 |
B4カップルが集まり、スクエアになるもの。 |
Cカップルが任意に散在して踊るもの。 |
Dカップルが指定の位置で、他の組と互いに向き合うもの。 |
Eカップルが指定の位置で、パートナーと向き合うもの。 |
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○ガト [ Gato ] |
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アルゼンチンの踊り。 |
スペイン語で「ネコ」の意味。踊り手の手のしぐさがネコの手の動きのように見えるためこの名がある。 |
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●カドラップル・サークル |
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円径上で横に並んだ4人1組を単位とする多数の組でつくった4重の円。2組が向かい合う。
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(例)ファイヤマンズ・ダンス |
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○カドリール [ Quadrille ] |
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フランス。カドリーユとも。 |
6/8拍子と3/4拍子を交互に使った音楽で、通常4組の男女がスクエア隊形になって踊る。コチロンから発展し、18世紀後半よりフランスを中心に流行した。 |
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●カドリール・フォーメーション [ Quadrille Formation ] |
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4カップルが正方形の各一辺上に立った隊形。スクエア・フォーメーションと同一。
各組の番号の付け方は、国によって異なる。 |
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○カナリー [ Canary ] |
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16世紀の活発な宮廷舞踊。 |
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○カポエイラ [ Capoeira ] |
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ブラジルの格闘技と舞踊とをあわせたスタイルのもの。 |
蹴りを中心にして相手に攻撃を行うが、相手には触れず、プレッシャーのみを与える。 |
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○カラグーナ [ Karagouna ] |
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ギリシャ、テッサリア地方のチェーン・ダンス。 |
カラグーナとは、テッサリア平原の遊牧民 (Karagounides) のことである。言葉は、「黒いコート」を意味するが、カラグーナの民は黒いコートを着ないので、なぜその名が付いたかは不明である。
4拍子のゆっくりとした踊りで始まり、カラマティアノスで終わる。
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○カラマティアノス [ Kalamatianos ] |
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ギリシャのナショナル・ダンスのひとつ。右端にリーダーが立つチェーンダンス。 |
@シルトスの変種なので、踊り方は、ほぼシルトスと同様である。
Aシルトスとの大きな違いはリズムで、シルトスが2拍子であるのに対し、カラマティアノスは7拍子である。
Bシルトスに比べ、カラマティアノスの方が跳ねる感じで踊られる。 |
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○ガリアード [ Galliard ] |
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イタリア。 |
15世紀にローマで起こり、ヨーロッパ中で流行した3拍子の踊り。 |
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○カリチカ [ Karicka ] |
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スロバキア。女性の輪舞。 |
スロバキア全土に知られているが、とくに東スロバキアに特徴的なものがある。
その踊りの動きは華やかな女性民族衣装、とくにスカートを誇示する。歌いながら踊り、拍子は2拍子。
ハンガリーのコリカーゾーと同類の踊り。 |
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○ガリチカ・スヴァドバ [ Galichka Svadba ] |
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西部マケドニアの結婚式の踊り。 |
ガリチニク地方は、土地が石山で農業に不向きなため、多くの男性は出稼ぎに出る。そのため、結婚式を年に2度合同で行っており、村をあげて祝う。ガリチニク地方の結婚式は、観光として一般人も見ることができる。 |
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○カルシャーリ [ Calusari ] |
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ルーマニア。 |
男性による祭儀舞踊。非常に難しい踊りで、ルーマニアで最も歴史がある。本来は、樹木崇拝の儀式の踊り。 |
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○カルシュラマ [ Karsilama ] |
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トルコ。 |
黒海沿岸地方で踊られている9拍子の踊り。 |
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○カルシュラマス [ Karsilamas ] |
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ギリシャ、マケドニア〜トラキア地方。 |
9拍子。アンティクリアトスとも。
カルシュラマスは、「向き合う」という意味で、ギリシャには珍しいカップルの踊りである。
男女で踊るのが一般的だが、同性で踊る場合もある。
オスマン・トルコで踊られていた踊りが、ギリシャ、マケドニア共和国、アラブ諸国に伝わった。 |
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○カルマニョーン |
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フランス。 |
ファランドールのように鎖状に連なって踊る荒々しい踊り。 |
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●カンカン [ Can Can ] |
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フランス。 |
19世紀後半に流行した、女性ダンサーたちが足を高くけり上げて踊るライン・ダンス。 |
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○ガンキノ [Gankino] |
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ブルガリアのチェーン・ダンスのひとつ。 |
コパニッツァのリズム(11拍子 QQSQQ )で踊る女性舞踊。 |
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