フォークダンス用語集


 オ
●オーナー [ Honor ]
 イングリッシュ・カントリー・ダンス。
 あいさつのこと。アーナーともいう。

●オープン・サークル [ Open Circle ]
 シングル・サークルの一ヶ所を切った隊形。
 バルカンの踊りに多く見られ、通常は右端にリーダーが立つ。
 ブロークン・サークルともいう。

●オープン・ショルダー・ウェスト・ポジション
  [ Open Shoulder Waist Position ]
 カップルでのポジション。
 パートナーと同一方向を向く。男性の右手はパートナーの背後から右腰にまわし、女性の左手はパートナーの右肩におく。
 男女の位置がかわった場合は、手をいれかえる。

●オープン・ポジション [ Open Position ]
 カップルでのポジション。
 セミ・オープン・ポジションのこと。
 パートナーと同一方向を向く。男性が右手をパートナーの背後にまわし、腰を支える。女性は左手をパートナーの右肩におく。
 左右反対の体形もとれる。

○オールド・タイム・ダンス [Old Time Dance]
 イギリス。
 19世紀から20世紀初頭までのボールルーム・ダンス。
 カップルの踊りで同一のシークエンスをもち、パートナー・ミクサーするものも少なくない。
 フォークダンスと現代の社交ダンスの中間に位置するもので、英国の社交ダンス関係の人々によって、研究、整理されている。

○オソゴフカ [ Osogovka ]
 マケドニア、オソゴヴォ村の踊り。ブルガリアとの国境に近い山の中の地方。
 男性舞踊であり、男性が男性を高くリフトする踊り。音楽は速く、ステップはエネルギッシュである。
 この踊りによって、自分たちの力を誇示するかの様な踊りである。

○オパス [ Opas ]
 ブルガリア。ドブルジアの男性舞踊。オーパスとも。
 足を踏みしめるようにステップし、リープ、ジャンプ、ホップを多用する。他のドブルジアの踊りと同様にスタンプが多い。
 普通名詞なので、数多くのオパスがある。

●オプクロチャーク [ Obkrocak ]
 チェコのステップ。
 両足を平行に10〜20cm程度開き、ピボットと同じようにターンするステップで、ヴィスラパナ・ソーセッカと同じようにバウンドして、他の足は床から5〜10cm程度足の平と床と平行に持ち上げる。

○オベレック [ Oberek ]
 ポーランドのナショナル・ダンスのひとつ。カップル・ダンス。
 3/4拍子。マズールの変化形として生まれた踊り。クヤビアクとセットで踊られることが多い。
 普通名詞なので、数多くのオベレックがある。

●オポジット [ Opposite ]
 スクエア・ダンス、コントラ・ダンスなど。
 「反対側の」、「向かい側の」、という意味。向かい側に立っている人のこと。
 通常は異性をいうが、カップル単位でいう場合もある。

○オマル [ Omal ]
 ギリシャ、ポントスのチェーン・ダンス。
 オマルの意味は「簡素」。9拍子(2+2+2+3)の踊り。

○オロ [ Oro ]
 マケドニアのチェーン・ダンスのこと。
 ギリシャのホロス、セルビアのコロ、ブルガリアのホロと同様の言葉。