フォークダンス用語集


 ウ
○ヴォダルキ [ Vodarki ]
 西部マケドニアの女性舞踊。
 労働踊り(水運び)。 

○ヴァルス [ Vals ]
 ワルツのこと。カップル・ダンス。

○ヴァルレ [ Valle ] [ Vallja ]
 アルバニアのチェーン・ダンスのこと。

●ウィスク [ Whisk ]
 ラウンド・ダンスの用語。
 「ささっと掃く」こと。

○ウィロー・ダンス [ Willow Dance ]
 アルメニア。

○ウインナー・ワルツ [ Viennese Waltz ]
 19世紀のウィーンで流行し、ウィーン会議を通してヨーロッパ中に広まっていった3拍子のワルツ。
 ヴィニーズ・ワルツとも。

●ウォーキング・ステップ
 右足を前にステップ (ct.1)、左足を前にステップ (ct.2)
 これをくりかえす。要するに歩くこと。
 後ろにも行なう。

○ウグローシュ [ Ugros ]
 ハンガリー。
 跳躍する踊り。

●後ろに
 後方に。交差はしない。

●内側
 2人が横に並んだ時に体が接近している側。
 通常は男性から見て右側、女性から見て左側。

●ウード [ Oud ]
 リュート属に分類される撥弦楽器で、弦をはじいて音を出す。中東から北アフリカのモロッコにかけてのアラブ音楽文化圏で使われる。リュートや琵琶に非常に近く、半卵形状の共鳴胴を持ち、竿の先が大きく反っている。ただし、リュートや琵琶と違いフレットを持たない。
 アラブ音楽では「楽器の女王」と呼ばれている。
 イスラエルの踊り、「デブカ・ウド」のウドとは、この楽器のこと。

○ヴラシュコ [ Vlasko ]
 ブルガリア、セルビア、マケドニア、ギリシャなどのチェーン・ダンス。
 ローマ帝国滅亡後もバルカン各地に残ったラテン系ヴラフ人たちの踊り。

○ヴランヤンカ [ Vranjanka ]
 南セルビアのチェーン・ダンス。
 5小節単位の踊り。 有名な曲に、「シャノ・ドゥーショ」がある。